2008年4月16日(水曜日)
【雑記】新美南吉 おじいさんのランプ
「わしのやり方は少し馬鹿だったが、わしのしょうばいのやめ方は、自分でいうのもなんだが、なかなかりっぱだったと思うよ。わしの言いたいのはこうさ、日本がすすんで、自分の古いしょうばいがお役に立たなくなったら、すっぱりそいつをすてるのだ。いつまでもきたなく古いしょうばいにかじりついていたり、自分のしょうばいがはやっていた昔の方がよかったといったり、世の中のすすんだことをうらんだり、そんな意気地(いくじ)のねえことは決してしないということだ」
東一君は黙って、ながい間おじいさんの、小さいけれど意気のあらわれた顔をながめていた。やがて、いった。 「おじいさんはえらかったんだねえ」
そしてなつかしむように、かたわらの古いランプを見た。
新美南吉というと、教科書に載っていた「ごんぎつね」くらいしか読んだことありませんでした。
これは初めて読みましたが、教訓深いですねぇ。
実速はともかく、進み度合いとしては今よりも明治大正昭和初期までのほうがすごかったんじゃないでしょうか。
妙にリアルな話でした。
柔軟に生きるのは難しいですね。
「古くせえもなア、いざというとき間にあわねえ、……古くせえもなア間にあわねえ……」
時代の変化を分かってはいるけど認められない。
そういうときがいつかくるんでしょうか。
それとも、もうきてるんでしょうか?
2008年4月04日(金曜日)
【雑記】発車メロディー
東京(関東)に住み始めてはや4年。
それまでは、年に2回も上京したらよく行った方だ、というくらいしか東京には来ていませんでした。
学生の頃はMacWorldを見に来るのが主でした。帰り秋葉原によったりして。
その頃は、お約束通り「ムーンライトながら」でえっちらおっちら来て、早朝の京葉線ホーム近くのトイレで身繕いしてました。
社会人になると、会社の仕事を絡めたりしての上京が増えたので新幹線にグレードアップ。
金曜日に来て、土曜日自腹で宿泊して日曜日に帰る、ってこともやったりしていました。
発メロ♪ドットコム
発車ベル使用状況 - hassya.net
発車メロディーの広場 発車メロディー・接近放送集
東京に来たー!という実感が湧く瞬間はやはり「発車メロディー」を聴いた時です。印象深いメロディーと雑踏がシンクロして、ワクワクしだします。
そのせいか、今でもそれを聴くと、なんか胸がきゅんとするというか、あー俺様ってば故郷を離れてこんな遠くに来ちまったんだなぁとか思ってしまいます。
音楽って、それを聴いていた頃の記憶と強くリンクしているように思います。発車メロディーも、短いながらもそういう記憶を呼び起こしてくれるので、実は結構好きです。

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